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日記とメモと愚痴

京都駅近くにあるボルダリングジム「クラックス京都」に行ってきた

初心者のボルダリングジム探訪記 その4

クラックス京都に行ってきた。

www.crux-jp.com

 

2014年の梅雨半ばに覗いてみたことはあるのだけれど、ドアをくぐるとエアコンが効いておらず湿気で臭くて退散したという経験のあるボルダリングジム。

クラックス京都に改めて行ってみた。

約1年ぶり。金曜日の7時頃に行った。

 

ピンぽけで申し訳ないけれど、まずは入り口から。

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うーん……この……入りにくさ。地下にあるファイトクラブか場末のバーの入り口か何かか?と思うような風体。

写真を撮り忘れたけれど、ここに辿り着くまでに建物の裏口から建物とコンクリートの塀の間を十数メートル歩いて、階段を降りなくてはならない。

一見さんにはなかなか入りづらい場所だ。

写真にある張り紙には「エアコン作動中のため開け閉め注意」的な内容が書かれていた。

当日は気温が高く、夕方になっても20度後半の熱気が残っていた。

そうか、エアコンが効いているのか。助かる。

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受付。様々なものが周りに雑然と置いてある。隅には埃だらけのものも多数。

入ってすぐの場所に初心者が3人ほどためらうように佇んでいるのが少し印象的だった。

ボルダリングジムに慣れていないと確かにこの光景には腰が引けてしまうのもわかる。

会員登録と18時以降の支払いで3120円ほど支払う。

平日18時以降は1620円で登れるらしい。やや良心的な金額。

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更衣室は男性用に3スペース。奥に女性用のスペースもあるようだった。

中には鏡とハンガーあり。ハンガーの一部が埃だらけだったのには戸惑った。

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これまたピンぼけ写真で申し訳ないけれど、ロッカーその1。

鍵がかからないので要注意。貴重品ロッカーなどもないようなので、貴重品の管理は注意すること。

ピンぼけ写真が多いのは、施設内部が全体的にやや薄暗いためと思われる。

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ロッカーその2。

最初に案内されたロッカーその1は入り口に近く、壁のある場所からは見えない。

こちらを使えばよかった……常連さんたちは皆ここを使っている模様だった。

 

写真を撮り忘れたけれどトイレは受付側になく、受付から施設を対角線に横切った場所にあった。手洗いもそこでできる。

トイレに至るまでのリノリウム張りの床、灰白色の壁、隅に放置された埃だらけのゲーム機など……大学のクラブ棟を思い出させる感じがある。

自分でもいい表現だと思う。そう、この施設は学生の趣味のたまり場的雰囲気がすごい。

そんな瑣末なことはともかく、ボルダリングジムの核心である壁と課題について。

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受付側から広がる光景。

かなり奇抜な構造のジムだなぁという印象を受けた。

それと同時に、思ったよりも狭いジムだなとも感じた。ホームページなどから歴史のあるジムという印象があったので、様々なことが行われるだけの広さがあると勝手に思い込んでいたせいかもしれない。

ただ、まだそれほどの数のボルダリングジムに行ったことがないのでこれら表現は当てにしないで欲しい。

 

当日は金曜の夜ということもあってか、やや混み合っていた。最大で20人近くいただろうか。

うまい常連組、自分と同じくらいの孤立してやっている人、初心者のグループが1:1:1といった割合。

登りたい課題のある壁が5~6人ほどのグループに占領されるということがしばしばあった。

この混み具合が当たり前なのか、それともたまたまなのかは通いつめてみないとわからない。

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入って右の壁。スラブ(垂直の壁)といっていいのかな?

テクニカルな課題が多いように感じた。

最近ホールドと課題を刷新したとFacebookか何かで読んだような。

そのせいか、壁に付いているホールドの数が少なく、そして大きなボテホールドが多数付いている。

このボテホールドの多さ、いわゆるコンペ仕様というものだろうか。

自分がやっていた赤色・4級の課題ではあまり触る課題ことがなかったけれど、級を上げるとこれらを使う課題が増えてくるのかもしれない。

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1つ前の写真からさらに右を見た時の壁。狭いルーフとゆるい傾斜。

このジムで驚いたのはスタートホールドとゴールホールドのわかりにくさだった。

よく他のジムで見るSとGの文字がない。太いテープがスタートとゴールを示している。

思わず「わかりにくっ」とつぶやいたけれど1時間もすれば慣れるので気にするほどのことでもなかった。

壁の形を見てわかるように、かなり複雑な形をしている。さらに壁はベッタリとペンキで塗装されているので結構スメア(壁面に足を押し付けること)が効きにくい。

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一番奥、強傾斜の壁。

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1つ上の写真から右を見た時の壁。ここもスラブだ。

見てわかるように、壁と壁が非常に近い。安全性を考えるとここで1度に登れるのは1人だけだ。

施設全体で、壁と壁の距離が近いように感じた、というか実際近い。

壁から離れたところで座っているとオブザベーション(課題の確認)をしている後ろの人とぶつかることが何度かあったりした。

受付の人も言っていたが、危ないので意識的な声掛けが欠かせない。

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入って左手の壁。ゆるめの傾斜とスラブ。

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1つ上の写真の裏側。ルーフに近い強傾斜。

なんとマットが斜めになっている。これがいいのかどうかは判別に苦しむ。

というか、このオレンジ色のマットが結構固い。うかつに高いところから飛び降りるのは危険かもしれない。

登る課題を定めたら幾つか置いてあるクッションを持ってきて下に配置した方がいい。

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もう一度全体像。

 

課題の印象としては、かなり面白いもの、体幹を使わせるものがあっていいと感じた。

歴史のあるジム、催し物が開かれるジムというだけあって、腕の良いセッター(課題を作る人)さんがいるんじゃないかと思う。

3時間ばかりいただけど、まだまだ楽しめそうだった。

ただ、初めての人にオススメかというと……正直なところあまりオススメできない。

一番優しいグレードの課題(水色テープ)でも足限定の課題ばかりで(というか足自由の課題があったのだろうか……)、本当に初めてボルダリングを体験する人にとっては辛いのではないかという印象があった。

京都で本当に初めてやるなら施設が新しく、スタッフも多く、初心者課題が優しく、最初の案内も充実したアドスムムがやっぱり適任に感じる。

ADSUMMUM<アドスムム>京都のボルダリングジム

最近行ってないけど……

 

感想のまとめ。 

設備はやや古く、汚れているもののジム自体の雰囲気は悪くないように感じた。

声がデカかったり叫んだり上半身裸の人、というかガラの悪いグループとかもいない。

あの入り口からそんなことを想像していたけれど、いい意味で裏切られた感じがある。

あとすっかり書き忘れたけど、京都駅近くというロケーションは魅力的だ。

 

……この記事を読み直してみるとどうにも文句ばかり言っているような気がするけど、必ずもう一度行きたいジムだ。

リベンジしたい課題、触ってみたい課題がまだまだある。

月一ぐらいで行ってみたい。