クライミング専用の靴下『ロックマスター』を買った。
その感想について。
自分はクライミングシューズを履くときは靴下派。
主に快適性と、防臭のため。
防臭については不思議なもので薄い布が挟まるだけで靴(というか足)の臭さに圧倒的な差が出てくる。
靴下があるだけでそれほど菌が繁殖しにくいのか……よくわからない。
今まではコストパフォーマンスの高いユニクロのベリーショートソックスを使っていた。
3足セットで1000円ぐらいで買える。
概ね満足していたけれど、やや不満なところもあった。
- 脱げ防止のためにかかと部分に付いている滑り止め用の3連ゴムが邪魔。長時間はいているとその部分が痛くなったり、痒くなったりする。
- 足首が短いので湿気ってくるとシューズを脱ぐと同時にかかと部分も脱げる。ペロンと。
薄さを捨てて滑り止めなしの足首あたりまである安い速乾性の靴下……というのを探すのも手間だったのと、行きつけのジムのポイントが溜まっていたこともあり専用の靴下を購入した。
購入したのは前述したとおり、ロックマスター。
もう一つの選択肢としては『フットマックス 3D』というものもあるのだけれど、コレは価格が1700円と靴下にしてはかなり高額。ユニクロの5倍だぞ5倍。
なのでまずは1足1000円のロックマスターから購入してみることにした。
良いポイント①:靴が履きやすい
素材の力か、履いてみると結構つるつる滑る。おかげでかなりシューズが履きやすくなる。
もちろん脱ぎやすくもなる。
良いポイント②:脱げにくい
シューズを脱ぐときに一緒に張り付いて靴下が脱げてしまう、なんてこともない。
ピッタリとフィットしている。
良いポイント③:速乾性
靴の中のムレ具合はユニクロのベリーショートソックスよりややマシというくらいかな?
そもそもシューズ自体がゴムと革で出来ているので湿気の逃げ場がなく、靴下の素材ではどうしようもならないところがある。
シューズを脱いで床に足を付けば足型のシミができるのは相変わらずだ。
ただ、脱ぎ履きを繰り返していても靴下自体に湿気が溜まっていく、べたついていく感覚がなくなった。
普通なポイント①:耐久性
クライミングシューズを履くことを前提としているため、靴下は薄く作ってある。
そのためか、足先に穴が空いたまま履いている人もちらほら見かける。
長く履きたかったら足の爪はちゃんと切っておこう。
自分は耐久性を考慮して丸一日履くということをしていない。ジムに入った時だけ履き替えている。
特に悪いポイントというのは見当たらない。
今ではもう1足買い足して洗濯して使いまわしている。
というか、もうユニクロのベリーショートソックスを履いて登りたいとはあまり思わない。
登山やジョギングなどをしていて思うのは、足先の快適さはテンションやモチベーションに直結しやすいということ。
なので、靴下派で少し財布に余裕がある人なら、是非購入をオススメしたい。
ユニクロ靴下3足分の価値は十分にあると思う。
追記
履き続けた結果。