ムイ

もはやクライミング日記

クライミングジム「グラビティリサーチなんば」でリードクライミングをやってみた

俺:あの、すいません、お願いが。 
俺:なにかな
俺:外岩のルートクライミングさせてもらえないでしょうか・・・?
俺:外岩のルートクライミング
俺:はい。
俺:あー
俺:判った、そういう(ビレイ用カラビナ購入してビレイデバイスも譲ってもらったけどまだ使ってないし使いたいって)ことか・・・
俺:いいでしょうか?
俺:うーん。(降水確率80%以上なんですけど)
俺:(ルートクライミング欲が)たまってる、ってやつなのかな?
俺:はい
俺:しょうがないにゃあ・・
俺:(室内なら)いいよ。

 

……このネタ、もう通じなくなってる気がする。

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外岩ルートクライミングが雨天で中止になりそうだったので、ルートクライミング用のクライミングウォールのあるグラビティリサーチなんばでリードクライミングをやってきた。

http://www.gravity-research.jp/shop/namba/

 グラビティリサーチなんばの施設について

関西圏だと数少ないルートクライミングが可能なクライミングジムかつ、関西の中心にあるような場所だけあって、今更自分が紹介することはない気もする。

なので個人的に気になった点だけ、いくつか紹介しておく。

写真撮影はNG

ちょっと意外だったのがジム内全体が無許可での写真撮影禁止(スタッフに許可を取って下さい)というもの。

安全性、課題のオンサイトの重要性を考慮しているからなのかな?

許可を取るのが面倒だったりその余裕がなかったりで、結局一枚も写真を撮れなかった。残念。

回数券は別々の人とバラして使える

回数券には2種類あるらしく。

  1. 個人に結びつけてその人だけ使える
  2. 回数分の綴りになって誰でも使える

複数人で行った場合などはこの2の方を買って分けたほうが200円以上お得になる。

最初から知っていたら回数券を買ったのに……。

もしかすると近くの金券ショップなどに余りが流れているなんてこともあるのかな?

ちなみに回数券の期限は6回券が半年、12回券が1年。

グラビティリサーチ全店で使用可能なので、友達に売るなど(やっていいのかな?)利便性が高い。

ルートクライミングのレンタル品・サービスが案外安い

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ハーネスは自分のものを買うと8000円ほど。ロープは2万円ほど。

レンタル安い……安くない?

その上スタッフがビレイしてくれるというビレイチケット。

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これを頼めばビレイ担当のスタッフがほとんど自分につきっきりになる。

それで店が回るんだろうか。

そんなにスタッフに余裕があるようには見えなかったけど……。

それともルートクライミングをやる人はビレイパートナーとともに上達したいと考える人が多く、あまり使う人がいないんだろうか。

実際スタッフにビレイをしてもらっている人は1回ぐらいしか見なかった気がする。

ビレイ検定について

来店前に一番気になっていたがGRなんばでリードクライミングをするためにはビレイ検定に合格しないと登ったりビレイできないということだった。

検定!緊張する!

ロープエリアにあるカラビナなどを使ってクリップ、8の字結び、ビレイデバイスの確認や復習をした後、一番簡単な5.8の課題を使って検定を受けた。

カウンターでビレイ検定をお願いすると待たされることなくすぐにスタッフが来てくれた。

手には確認項目がずらりと書かれたチェックシートを挟んだバインダー。

……が、このチェックシートが使われることはなかった。すべて口頭で確認、注意、合否の通知が行われた。店舗の運営上問題はないんだろうか。

 

まずはクライマーとして側として検定を受けた。8の字結びを丁寧に。登っている最中は逆クリップを最も注意した。

というのも他のブログで逆クリップをして失格したという記述がいくつも見受けられたからだ。

3、4ピン目で一度落下するように指示を受ける。これはビレイヤーがちゃんと止められることを確認するため。

登る方は問題なく合格。

 

続いてビレイヤーの検定を受けたものの……1回目はロープが手元でわちゃわちゃと落ち着かないことがあり、失格。

2回目で何とか合格。やったぜ。

 

検定自体は何度も受けることができるようなので、失格したからといって焦る必要はない。

なぜ失格したのか、もっと良くするにはどうすればいいのかなどちゃんと教えてくれる。

復習してすぐに再トライすることも可能だ。

 

ビレイ検定をしてくれたスタッフによると最近はグランドフォールがあったり、落ちる際にうっかりクイックドローを掴んでしまって指に重症を負ったケースなどがあったという。

ギリギリのムーブのときは事前にビレイヤーに声をかける、ムーブに失敗したときはどんな形で落ちるのか意識するといったことが欠かせないと思った。

室内ルートクライミングの感想

いくつか印象に残ったルートを掲載。

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結局5.11a/bが今の自分の限界だった。

 

登っていて一番印象に残ったのは「うわっ…私のクリッピング、下手すぎ…?」ってことだった。

クリップに時間を取られすぎたり、体力を奪われすぎたりすることが多かった。

特にロープを持ち上げてクリップしようとすると腕が非常に疲れる。

なのでクイックドローのゲートの位置がハーネスに近づいたタイミングでクリップするように心がけたけれど、そうすると落下距離が長くなる。

危ないムーブの前には早めに、高いところに支点を作っておきたい。

なので必ずしも一番楽な状態でクリップができるわけじゃない。

クリップする際の指の使い方も平地で練習をしていても、登っている最中はどうしてもそんなに綺麗にいかない。もう無理やり押し込む。

長いルートを最後のホールドまでたどり着き、終了点にだるい腕で必死にロープを伸ばしてクリップしようとするも失敗、ロープをハーネスの位置まで落としたときは泣きそうになった。

これはもう練習と慣れしかないと感じた。

ホームジムにはボルトが打ってある場所があるから器具一式持ち込んで練習させてもらおうかな……。

 

あとは、日頃から30手以上の長物のトラバース課題やっておいてよかったと心底感じた。

他のクライミングジムではクライミングウォールを専有するトラバースが嫌煙される傾向にあるけれど、幸いなことにホームジムではそんな空気は一切ない。

リードクライミングがメインなのか、ボルダリング課題よりもトラバース課題を重点的にやる人もいるくらいだ。

トラバースをやっていなかったら課題に対して粘ることができなかったり、1ムーブごとの余裕ができず危険性が上がっていたと思う。

やっててよかったトラバース。

 

終わったときには腕全体がダルかった。

まるでボルダリングを初めたばかりのときのよう。

緊張や慣れないことで腕に頼った登りになっていたんだと思う。

 

ぜひもう一度来店してリベンジしたい。

けど……大阪は遠いんだよなぁ。

室内ルートクライミングの環境よりも外岩ルートクライミングの環境のほうが圧倒的に近いのは羨ましいことなんだろうけれど。