2年半続けてもまだ3~2級の壁にめり込み中な不器用な自分が、ボルダリングで上達するために……あるいは楽しく続けるために最近心がけていること。
痛いことはしない
痛み・違和感を一瞬でも感じたらその日はその課題、そのムーブはしない、痛みの出た部分を保護して使わない。
痛い=無理をしている=分不相応な行動。
痛みの出ない方法を探る、痛まないようになるまで別の課題や下のグレードの課題で鍛える。
下のグレードの課題の復習を多くこなす
今挑んでいる課題のグレードをgとした場合。次の順で行っている。
- (g - 2)のグレードの課題を10~15本登りきってアップ
- gのグレードの挑戦中の課題に取り組む
- gあるいは(g -1)のグレードの課題を10~15本登って追い込み
- (g - 1)のグレードの30手以上のトラバースに挑む
2.の時間は30分~1時間で十分。それ以上は怪我や故障の元。
1.と3.の時間を欠かさないようにする。
3.は2トライ制限(2回挑んで2回とも失敗したら次の課題へ)ぐらいで挑む。
4.は途中で落ちても少し休憩して途中から再開、最後までやりきる。
筋トレは余裕があればやる
懸垂は上述した下のグレードの課題の復習をみっちりやっていればやる余裕はない。
腹筋ローラーが今のところ一番効果ある。必ず膝立ちで。フォームの改善で負荷は自由に変えることができる。
薄いキャンバスボードを使った指のトレーニングは痛い=故障につながるのでまだやらない。
レストをしっかり取る
ジムでしっかり追い込んでいればコソ練をする余裕なんてない。
レスト日を取ってしっかり体を休める。
カロリーを多めにとって、よく寝る。
減量はあまり意識しない
ご飯(炭水化物)を気持ち少なめにするだけ=緩めの糖質制限。
BMIが20を超えたら真剣に考える。
ボルダリングを行った日はアルコールを控える、控えめにする。
股関節と肩甲骨のストレッチを行う
風呂上がりに股関節、肩甲骨のストレッチを行う。
あまり柔軟性が上がってる気がしない……けれどやらないと硬くなる一方なのでフォームを見直して続ける。
最近ストレッチポールを買った。
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たまには他のジムに行く
月1~2回くらいのペースでOK。
それ以上行くとホームジムでの課題の取り組みが疎かになるのでほどほどに。
ホームジム以外の課題の場合、クリアできる課題のグレードは1つ落ちるけど気にしない。下手に高いグレードの課題に挑むと不慣れもあって怪我や故障をしやすい。
ホームジムにあるような課題、ないような課題、課題に固執せずにいろいろ登ってみる。
あとがき
不器用な上、運動経験も少ないので他の人と比べて成長が遅い。
あとから始めた人に追い抜かされることなんてよくあること。
腐って焦って無茶な挑戦をするより、登ることのできる課題を丁寧に確実に登りきることが大切。
不器用さは登った回数からくる経験で補う以外に方法はない。
ひたすら登って登って、泥臭くスキルとフィジカルを向上させる。
そのことを意識し始めてから半年、3級の壁が徐々に低く薄くなってきた。
(Before:1つの課題のクリアに1~2ヶ月 → After:1つの課題のクリアに1~2週間)
初めて訪れたジムでも4級ぐらいなら大抵オンサイトできるようになった。
次の2~1級の壁は絶望的に高くて頑丈らしく、自分を追い抜かした人達でもみな苦労している。
今のトレーニング手法で成長がなくなったときにどうすればいいのか……怖いけど楽しみだ。