ムイ

日記とメモと愚痴

2017/07/15 孤独のボルダー

梅雨後半、猛暑日の朝。

近所の山にあるボルダーエリアで一人で登ってきた。

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このボルダーエリアに来るのはすごく久しぶりだ。

初めて外岩を登ったのもここだった。

kuramiya2.hatenablog.com

指先までテーピングを巻いているのが懐かしいような情けないような。

 

今回の目的は4つ。

  • この季節でのエリアの様子を知る
  • 過去に登れなかった課題を完登する
  • 看板課題のtwo line 1級を触る
  • 一人で登る感覚・覚悟、リスクコントロールを体感する

なにげに一番重視していたのは最後の一人で登ることだ。

一人で登ったことは今までで一回しかない。非常にアプローチもしやすく、人も訪れやすいところで、簡単な課題(6級ぐらいまで)しかやらなかった。

これからもっと外岩に慣れていくためには、いつまでもマットだらけスポッターだらけのジム状態にとどまっているわけにもいかない。

外岩の危険を改めて知って、そのリスクを心と体で把握してコントロールすることを覚えていかないと。

……というわけで一人で挑む。

(3連休の初日、猛暑の予報の中で付き合ってくれる人は誰もいなかった……というのはともかく)

 

日の出とともにアプローチ開始するぜ!と早めに寝たら、目覚ましの鳴る直前、激しい雨音に起こされた。

テンションダウン。これは無理じゃね……いやこの雨雲の動き、エリアをギリギリかするぐらいだ……多分行ける、いや行く。などと逡巡していたら出発が遅れた。

駐車場に着いたら案の定アスファルトの上に水たまり。草木はじっとりと濡れていた。

 

マダニが出ると聞いていたのでディート入りの防虫剤をたっぷりかけて出発。

10分で岩場に到着。

もちろん誰もいない。

 

岩は染み出しが多く上からポタポタ雫が落ちてくる場所があるものの、ホールド自体が濡れていることはなかった。イケるイケる。

気温はおそらく20℃後半。ただ湿度が猛烈に高い。岩質的にかなりフリクションが高いので問題にはならないけど……汗が滲み出て、体温と湿気でメガネが曇る。

虫は多い。ムカデもいたしムカデのようなでかいヤスデ(ニクイロババヤスデ:検索注意)がどの岩にも張り付いている。虫嫌いは発狂しそう。

害のないものはスルーして、ルート上にいるヤスデや蜘蛛は枝で取り除く。

 

まずはアップがてらに名前のない4級課題から。前回はこれに敗退した。

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瞬殺してやる……と思ったらムーブがわからない。忘れている。

あーでもないこーでもないと試行錯誤した末、スタート手に足ヒールで解決(前回はこんなムーブしてないはず……)。かなり時間がかかった。完登。

自分に失望しかけるけど、一人で試行錯誤して登れたっていう充実感で乗り切る。

続いて隣のカンテライン(おそらく6級くらい)に挑戦。

余裕だからマット移動しなくていいなと思ったら途中岩が完全に湿っていて手がすっぽ抜けて落ちた。綺麗に着地できたからいいものの……気をつけないと。

ズボラせずにマットを移動して再トライ。完登。

 

アップは完了。続いて隣のムカデ 1級に挑戦する。

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まずは上部の動きの確認。上部だけで5級だったような……前回はこれもできなかった。

上部のアンダー取りとその後の体の動かし方を何回かやって把握した後、スタートから挑戦。

この課題はスタート核心で、後半はおまけみたいなものだ。

昔に比べて体が全く上がらないなんてことはないものの、左手を取る直前に左足が抜けてしまう。打ち込めばできそうだけれど……体力温存のために途中でリタイア。

 

続いて看板課題のtwo line 1級に挑む。

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一手目、二手目はスルスル登れる。

これイケるんじゃね?と思ってたら案の定三手目で弾き返された。

遠い。どこに足をおいてどんなムーブをするか……試行錯誤を繰り返す。

少しヨレが見え始めて指皮もヒリヒリしてきたところで上部左のカチを使う2級課題に切り替えるも時すでに遅し。体の引き上げが弱ってきたところでリタイア。

もう少し勢い良く出れば、止まる気がした。これは絶対落としたい宿題。

 

体力的にはまだ登れそうだけれど、気合が出ないので下山、帰宅した。

 

一人だとグタグダとレストしてダレた動きになってしまう。テンションもあまり上がらない。

ここら辺のメンタル要素が改善するポイントかな。

 

次行ったときはもっと粘りたい。

あと、今後のためにもサブマットを買おうと思った。