晴れて早朝の気温は低いものの、日中に10℃弱までは上がる冬の日。
大鳥居の岩場で外岩ルートクライミングを楽しんできた。
岩場には一番乗り。
ほぼ同じ時間に、先週もこの岩場で見た2人組が来ていた。
それ以降人は増えず、2組、計4人のみだった。
先週は自分が後攻だったので、今回は先攻でいくことに。
つまりは全部リード、マスタースタイルで。
結び替えの復習をした後、まずは四度目の青春 5.10aでアップ。
間違ったボルトにクイックドローを掛けたことを下降後に気づいた。
ま、まあルートは合ってたから……流れが悪くなくてよかった。
完登。
続いて先週専有されていて登れなかった信楽街道 5.10cに挑戦。
前は数え切れないほどテンションをもらって登りきったルート。
今回は3テンションに抑えていくぞ、と宣言して行ったところ、そこそこスイスイ進む。
苦慮していたスラブ、スラブ後のカンテ取りもバッチリ。
これは……シューズの影響だな。前はダウントゥのソリューションW'sやインスティンクトVSで挑んでいたけれど、今回はフラットなアナサジレースアップで登ってる。
最高に効きが良い。やだ……何これ……。セールで買ってよかった。
スラブが終わって、クラックに入ったところでも安定していたので、これはもしや完登できるか……?と思った矢先に足を滑らせてフォール。1テンション。
普段なら色々なルートを登りたいので、その日に再登なんてことはしないのだけれど、今回は完登に貪欲になって再チャレンジした。
前よりスラブの処理にやや苦戦したものの、完登。やったぜ。
残置の回収もかなり安定してできるようになってきた。
昼飯を挟んで、登ったことのないヒコーキ雲 5.10bに挑戦。今回は自分が後攻。
このあたりから徐々に風が出てきたり、雲が増えてきたりした。
夜から雨の予報なので、早めの撤収を覚悟する。
ルートの取り付きあたりからビレイをすると終了点あたりが全く見えないので、後ろの岩の上でセルフビレイを取って行った。
これまたセールで買ったアプローチシューズ、スカルパ クラックスのフリクションが良くて安心してビレイできた。
SCARPA(スカルパ) クラックス SC21030 ハイパーブルー/イエロー 43(27.3cm)
- 出版社/メーカー: SCARPA(スカルパ)
- メディア: ウェア&シューズ
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微妙かな……とか思っててスマンかった。お前は断然使えるやつだよ。
ヒコーキ雲の話に戻る。
トポ上では一度下降して壁面を変え、登り返すような箇所がある。
でも見てみると直登しているような形跡、ルートが見える。
行けそうなので直登を狙ってみるも……うまくいかない。あとちょっとという感じながらも、そのちょっとが安定しない。3テンションして断念。
トポ通りのルートに戻って、登りきった。
次はこの直登を狙ってみるぞ。
天候などを考慮して、今日はこれで終わり。日の入り1時間半前に下山した。
いつもなら日の入りから下山準備開始てな感じなのに……。
でも、物足りなさはほとんどなく。
余力と充実感を持って帰った。