三重県津市にあるボルダリングジム「KO-WALL三重」に行ってきた。
この記事ではこのジムについての感想などを書いている。
訪問したのは2016年の6月頃。
普段ホームジムにしている「KO-WALL滋賀」の支店。
ホームジムでは行ったことのある人が多いらしく、皆口を揃えて良いジムだと言っていた。
そこでホームジムで同じグレードぐらいの課題を登っている面子で、行ったことのない人を集めて行ってみることにした。
アクセス性について
KO-WALL滋賀からは車で、新名神を通って1時間半ほど。比較的近い。
立地的には車一択の場所だと思う。駐車場は50台用意されているので心配する必要はない。ただ、一番使いやすい店舗前の駐車場はよく埋まっているので注意。
コンビニが目の前にあるのはすごく助かる。
価格について
入会金なし。そして異常なほど安い月会員券。(ただしこの月会員は購入してから1ヶ月ではなく月締めの会員だ)
KO-WALLのイイところ。
ショップについて
ショップの面積が広く、品揃えが豊富。
クライミングシューズはスカルパ、ラ・スポルティバ、ファイブテン、イボルブと有名所が全て揃っている。
マットもあるし、アパレルもある。
リードクライミングのための装備もバッチリ。
ここまで豊富な品ぞろえのクライミングジムのショップは初めてだった。
クライミングウォールと課題について
パノラマ撮影での全体像。
広い!
KO-WALL滋賀の1.5~2倍くらいのサイズがある。
右から垂壁→ゆるめの傾斜→ルーフ付きの傾斜→・・・
左はすべてルーフから始まる強傾斜。
KO-WALL特有の3D強傾斜壁と言ってもいいくらい傾斜が強い。
A面は垂壁。
他のジムと違って、垂壁に垂壁特有の難しい課題というのがほとんどない。
少し傾斜がでてきたところから難しい課題が設置され始める。
たぶん垂壁は子供向けの場所として確保しているんだと思う。
トラバース課題も設置されている。
壁が広いおかげで、混む、登るのに待つということがない(同じエリアの課題を狙っていないかぎり)。
噂によるとこのクライミングジムはわざわざ三重から滋賀のKO-WALLに通っていた有力な女子クライマー、田嶋あいか選手の育成が設立の要因の一つになっているとか何とか。
実際本人の登りを見たことがあるけれど、そんな気持ちなってしまうのもわからないでもない。
全体的な課題の質は非常に高いように感じた。
「は、何これ?」みたいな課題はなかった。
奇抜な課題は少ない。
トリッキーさ、面白さよりも体幹を鍛えまくる、基礎ムーブを向上させることに意識した課題の数々。
室内ボルダーのコンペより、外岩を意識したクライミングウォールと課題はKO-WALL滋賀と共通に感じた。
その他設備
キャンパスボードも設置されている。
ホールドや課題に近いので注意。
休憩スペース。
休んでいる人はほとんどいなくて、みんな登ることに夢中だった。
更衣室の数は忘れたけど個室タイプで性別ごとに2つか3つあった……ような。
荷物置き場。
貴重品置き場などはないので注意。
あとがき
三重に住んでいてボルダリングをやっているなら、ここで登っていれば上達すること間違いなしだと思う。
文句のつけようがないほどいいクライミングジムだ。
この記事を見て気になった人はぜひ行ってみて欲しい。