快晴。風がありながらも暖かい京都笠置で外岩ボルダリングを楽しんできた。
ちょっといつもと違う流れで、ペースが狂った。
元々は外岩ルートの予定だったのが、参加者がおらず単独で外岩ボルダーか……と思っていた。
ダメ元で普段外岩に行かないメンバーを誘ったところ、OKが出たので付き合ってもらうことに。ありがたい。
天気が良すぎて放射冷却のために朝が極寒。昼も風が強いとあったので厚着をしていったけれど、これは不要だった。ダウンジャケットは邪魔にしかならなかった。
日の当たる河原ボルダー、日の当たらない山ボルダーでそれぞれ最適な防寒がまだわかってない。
手前の駐車場は10時前にはほぼ満車だったので、車をキャンプ場に止めることに。
荷物をバラして準備をしていたら、靴下を忘れたことに気づいた。日焼け止めも塗り忘れた。
どうにも調子が狂う。
まずはアップがてら、イージーウェイ 9級。
右抜け左抜けそれぞれ終えて、フィネスの岩へ。
フィネス 4級はかなり前に登ったことがあるけれど、そのときもコツを掴むのにかなり苦労した。またそうなるかな……と思いながら挑んだら、案の定苦戦。
前回はフラットソールのアナサジレースアップを使っていい結果が出せたので、今回も使ってみたらどうにも引っかからない。インスティンクトVSに切り替えてエッジを多用するようにしたら大丈夫になった。
右足を上げて左頬を岩に近づけることで右足に乗り込んでいく、という自分のコツを掴むまでかなり時間がかかった。完登。
続いてフィネス 3級も再戦。うーん、リーチがギリギリだ。これもまた苦戦しながら、なんとか完登。
今日の本命、のっぺりカンテ 3級に挑戦。
前挑戦したときはスタートすら安定しなかった課題。
カンテは取れるようになったものの、ガバ取りのための左足のスラブ置きが全然決まらない。
誰も居なかったということもあり、ムキになってひたすらトライを重ねた。
スラブへのベタ足置きというより、結晶にエッジを掛けるように乗っていたのでインスティンクトVSの爪先のソールが1.5mmくらい削れた。
感覚を掴むためにレストもせずにトライだけ重ね続ける。考えているつもりで考えていない。
どうにも良くない登り方だ。一人の時だといつもこうなってしまう。
直さないとな……。
昼休憩を挟んで、メンバーがカンテの奥を足場に使うのっぺりカンテ 4級verに挑戦し始めたので、一緒にトライを重ねた。
ようやく少しだけペースが戻った。誰かと一緒に登らないとダメだな。
3級同様に左足の置きに苦労するものの、結晶になんとか引っ掛けてデッドで飛び出してガバを捉えた。完登。
最後に3級を試行錯誤していたら左足スタートが楽に決まり始めたところで時間切れ(というか気合切れ)。
最後にウォーミングガバ 4級。これも登ったことのある課題だ。
スタート足が滑るなどと文句を言いながら、まずは右足ヒールをかける方法で完登。
メンバーが一手目取りに苦労する中、挟み込む方法やキョンで取る方法などをやって見せているうちに時間切れ。
解散となった。
フェース、カンテ課題を無駄打ちしていたせいか、妙な疲れというか、アンバランスな疲れが残っていたので、帰りにホームジムによって追い込んで帰った。
……ホームジムは快適だなあ。
大した進展もなく、新しい課題も触れず、ちょっと不完全燃焼。
でも改善点はわかったので、次に活かしたいところ。
今後は靴下を忘れないように、常にリュックに忍ばせておくかな。