20℃強、風の少しある晴れた日。
日差しが猛烈にキツい中、再び京都笠置で外岩ボルダリングを楽しんできた。
前日が暇で軽めを意識してジムで登ったのだけれど……どうにもそれが良くなかったらしい。朝起きると背中が妙に重かった。
やっちゃったZE☆
登りすぎたね。まあ過ぎたことを悔やんでも仕方がない。
芸がないけれどほぼ前回と同じメニューでアップ。
大スラブ岩トラバース 7級から。
今回も余裕でしょと思ったら3回落ちた。調子の悪い予感がした。
外岩主力シューズのインスティンクトVSはリソール中。そのためとりあえずジムでのトレーニング用に履いているインスティンクトSを履いたのだけれど、エッジを立てて乗せてみてもしっかり踏めている感覚がない。というか押し負けている。
爪先に乗れている感覚のないまま、適当に大スラブ岩の左端、クラックの走っているあたりの右面を直上してみた。
全然踏めている感覚がない。滑り落ちたら大怪我不可避。
逃げようもなく気合で登りきった。
その後、時の流れに背を向けて 5級、時の流れに背を向けてに背を向けて 3/4級を再登。
再び出会ったOさんの打っていた親指君 初段のトライに混ざって数回打つも……うーん、2つ目の親指が遠い。でも前よりは出せる感覚が出てきたような。
敗退。
次。徐々に気温が上がる中、長らく挑戦を続けているへっつき虫 1級に取り掛かる。
前日に降っていた雨の影響なのか、それとも誰かに撤去されたのか……水たまりを埋める石がすべてなくなっていた。仕方がないので水を掃き出して再度石を敷いた。
今回は主力のインスティンクトVSがないかわりに、先週買ったばかりのスカルパ フューリアSを持参してみた。
スカルパ フューリアS SC20210 メンズ/男性用 Furia S パロット/イエロー
- ジャンル: 靴・ブーツ
- ショップ: アウトドアーズ・コンパス
- 価格: 18,360円
(数ヶ月履いてから、レビュー記事を書くつもり)
外岩では初使用。
購入の際にホームジムの店長から「柔らかすぎて外岩では強傾斜以外の用途には向いていないよ」といった意見を聞いていた。
結論から言うと、どうにもうまく使いこなせなかった。
強くエッジを使いたいところが柔らかく力が抜けてしまうのか、うまくスタンスに乗れない、踏めない。
まだ履き始めたばかりで慣れていないというところもあるだろうけれど、顕著な強傾斜でないと外岩では出番はないかもしれない。
話をへっつき虫に戻す。
前回は安定して取れていた右手カチ取りがあまり安定しない。どうやら背中の疲労が体を押し上げてロックする力を鈍らせているらしい。
それでも何とか手を進めるも、左手を止めている感覚がなく、右手がうまく出ない。
敗退。
いい加減なんとかしたい。マジで。
正午に近づくに連れて日差しがさらにキツくなり、日陰にいないと熱線を浴びているような気分になる。時期的には夏至に近い。紫外線が強いせいだろうか。
前日のジム登りの影響か指皮もあっという間になくなり、テンションダウン。
日陰に転がって昼飯を食べた。
食べた後も気力体力が戻らず、とりあえずといった感じでうなぎ 初段のセッションに参加。
右手が辛い。左足が踏めない。体が上がらない。3発で敗退。
キツい課題から逃げるように、すぐそばにある逃げマントル 3級の再登を試みる。
何だこのヌメリ具合は!4回ぐらい落ちた。ボディフリクションを使って無理やり再登。
簡単に再登して「よし、俺まだまだイケるじゃーん」みたいな気持ちでテンション上げていこうと思っていたのに、逆効果だった。
仲間が熱線降り注ぐ中、トランキライザー 3級に挑むのを尻目に再び影に横になった。
腐って休んでいても、気力も体力も指皮も戻らない。しばらくした後セッションに参加。
以前、30℃弱の環境で挑んだときよりはヌメらない。右ヒールを掛けるムーブで右手カチを取りにいく。
指はかかるものの、カチ持ちにするまで体を引き上げる余力がもうなかった。
もう少し体を上げれば……とトライを重ねるも回数を重ねる度に体が落ちていき、結局敗退。
可能性が見えたのに!
悔しい。
ここらへんで気力が復活したらしい。
最後、クルス 1級に挑戦する。
スタートは比較的得意系。後は一手目の左手がうまく止まれば……という感じ。
トライを重ね、最後、みんなが撤収準備を始めたところで完登!
ここ最近の敗退続きの中、久しぶりの収穫となった。
昼あたりで日差しにヤラれてダメになることが多いけれど、終わりよければすべてよし。
次は全力でトランキライザー 3級を登り切るぞ。あとへっつき虫 1級を気合でなんとかするぞ。
(前日はしっかり休むぞ)