快晴、ほぼ無風。先週に引き続き、真冬とは思えないほど暖かい日。
宮川で外岩ボルダリングを楽しんできた。
今年に入って何回目だ?というくらいに激しくリピート中の宮川ボルダー。
いくつか初段、1級が完登できたところで個人的に一段落している感があった。
メンバーの狙う高グレードの課題にお供させてもらって、負荷に慣れつつ次の狙いを定めていこうと思い、ついていく。
いつもならあめごエリアのあめご岩の課題からスタートするところが、今回は異なり、みなも岩から。
メンバーの狙いはみなも 二段。
自分は順当に低グレードから登ろうと決めて、まずはモンキー 4級から。
手順を間違ったり、足置きにビビったり。一撃できず。
三回ほど撃って完登。なーんか幸先悪いなぁ……という印象だった。そしてその印象は間違っていなかった。
続いて、みなも 二段の右側にある、チョーク跡のあるよくわからない課題。
足が悪く狭く、一手目の左がギリギリ止まるけど足が外れてマットを擦る。
そんなに高グレードじゃないはず、できそうな感じ、いやできるはず……とムキになったのがマズかったのか。ふとした瞬間にスタートで猫パン。右手中指に2ヶ所も穴があいて出血。意気消沈。敗退。
これに早い時間から固執したのが悪手だったかなぁ……?
次、みにも 2級に挑んでみようとするものの……。
なんじゃこりゃ。スタートが想像以上に奥まっていて、もどかしさしかない。
登りたいという気になれず、早々に敗退。
登る課題を見失う。
とりあえず、ここに来たからにはとみなも 二段も触ってみた。
一手目が取れそうな、可能性がありそうな。しかし打ち込むほど熱意も出せず。
ズルズルとその場に留まって日向ぼっこしながら、お昼を食べたりして過ごした。
メリハリがない。外岩でのペースを完全に見失っていた。
久しぶりに声をかけた人も登る課題を見いだせずに暇を持て余してブラブラしている。
おまけにメンバーが妙に散り散りになって連絡が取れなかったりと、嫌な状態だ。
このままじゃいかん。
昼飯を食べたあとで行動開始。離れたところにいるメンバーに荷物を届けたりした後に移動。
前々から登ってみたかったアリス岩へ。
ちょっと離れているものの、朝一でアプローチルートを確認しておいたため迷うことなく到着できた。
それにしても立派な岩だ。面白そうな低グレード課題も多いので、それらに無心になって打ち込んで、ペースを取り戻したいところ。
まずはロブ 7級を登る。
日差しが当たって非常に暖かい。
日陰に置いておいた温度計でも15℃近くを示していた。本当に真冬なのかな?
続いて、トンボ 3級。
この課題はムーブが多彩で面白い!非常に楽しい名作課題だと思った。
3級だから今となっては余裕かな~という慢心を吹き飛ばしてくれる楽しさで、夢中になって挑んだ。
後半のリップ取りで迷っている間に他の場所にいたメンバーが合流。彼らに登られる前に!と気合一発。後半をなんとか解決して登りきった。
そして隣りにあるクリカボチャ 2級に挑む。
一手目が安定。二手目のためのスタートへの足上げもなんとかなるようになったところで、時間切れとなった。
こいつはまた挑んで完登してしまいたいなぁ。
大きくエリアを移動。ケーキエリア、ケーキ岩へ。
メンバーの目当ては年輪 初段。前回自分が挑んだ際、右手首に違和感があったり、左ニーバーの自信がなかったりしたのでそれには参戦せず。
ちょっと可能性がありそうだった波紋 初段に挑んでみる。
日中ずっと日が当たらないためか、岩が冷たい。
そして前回見えた可能性は幻のように消えていた……。敗退。
マット一枚ぐらいでできる低グレードな課題はないかと下流にあるショコラ岩を見に行くも、それだけではリスク管理できなさそうだったので諦めた。
時間を持て余しそうだったので、ケーキ岩の近くで課題を作って登ってみることに。
ケーキ岩の山側、ちょい下地悪し。
登ろうとしたところで心配され、念のためマットを追加してもらい挑戦。
当初予定していたムーブとは異なる形になったものの、比較的簡単に完登できた。
5級6級くらい?(初登なら千歳飴という名前で)
最後。メンバーが挑んでいたデッチヨウカン 二段に参戦。
左足を上げるほど股関節の柔軟性がなく、右足で踏んで飛び出して左手を止めるのば苦手ムーブ過ぎて、早々に敗退。
ずいぶん日が長くなったなあとしみじみと感じながら、帰宅した。
今回はアリス岩での中盤戦以外は、ペースが掴めずどうにもパッとしないフラストレーションの貯まる登りばかりだった。
ちょっと手を出すも、歯が立たない。そんなトライばかり。
これをやる!という明確な狙いがないのがよくないな……。
次はチャンドラ 二段をバラす(まだ登れる気がしない)、黄色い鈴 初段を登る(まだ見たこともない)あたりを軸に来たいところ。
この暖かさが続いてくれると良いなあ。