微風、雲ひとつない晴れ。日差しでポカポカな日。
宮川で外岩ボルダリングを楽しんできた。
今年に入ってからヘビーローテション中の宮川ボルダー。
参加メンバーが早く帰る必要があり、今回はいつもより1時間早く出発。
なので早く寝ないといけなかったのだけれど……ついついサッカーのアジアカップ決勝戦を見てしまい、寝不足。
その上、数週間ほど前から右手首に妙な違和感が……。
万全という言葉は自分にはないのかもしれない。
「デッチヨウカン 二段を落としてしまいたい」というOさんの要望に沿って、まずはケーキエリアから。
このエリアは一日中日が当たらないので寒い。その上、放射冷却現象の影響で寒さの倍率ドン!!
岩の上の水たまりは凍りつき、温度計は零下を表示していた。
メンバーは寒さに負けず、さっそくデッチヨウカン 二段を触り始める。
前回は触ったときに体の一方の手足で保持して、もう一方の手を出す、サイファーに近いムーブが大の苦手で一手目が取れなかった。
なので、ヘタレて触る気がほとんどなかった。
今回のNEWアイテム。
ザムストのフィルミスタ手首サポーター。
ザムスト(ZAMST) 手首 用 薄型 サポーター FILMISTA WRIST (フィルミスタ リスト) ブラック Lサイズ 374003
- 出版社/メーカー: ザムスト(ZAMST)
- 発売日: 2018/07/17
- メディア: スポーツ用品
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普段は幅広のテーピングで固定していたけれど、物欲に負けて買ってしまった。
手首サポーターというと親指にかけるタイプが多いけれど、それらのモデルは手の平の部分が邪魔になりがち。このタイプはそうじゃないし、何よりも薄く、邪魔になりにくそうだと思い購入。
いずれはレビュー記事でも書こうかと思う。
ばっちり手首を固めて、まずは体をほぐすためにも前回作って登った課題を再登してみる。
指先を冷凍庫に突っ込んでいるかのような感覚。こわごわと登った。
(5級くらいと思ったけれど、これ6級くらいだったな……)
しばらくすると、Oさんがデッチヨウカン 二段を完登。(おめでとうございます。)
自分は簡単な課題を作って登るかな~と辺りの岩を物色したり、水流で不思議な曲線に磨かれた岩の造形美に見惚れながら散策。
ちょうど「これ登れそうじゃね?」と思ってマットを取りに行ったところ、エリア移動の時間となっていた。
……俺、何もしてねえ。何もしてねえな……。
何しに来たんだ、コイツ。
そしてあめごエリアへ。狙いはチャンドラ 二段。
まだ自分には早いから~みたいな弱音なんて言ってられない。
さっき何もしなかった反省も兼ねて、とにかく触って手を進めよう!とトライを重ねる。
最初は誰もいなかったけれど、徐々に人が増えて一時は10人以上がトライするような状況になっていた。
何とかクロス状態でのヒールが安定し、そこから足が送れるようになったところで終了。
小数点レベルでの進捗があった。
次。エリアを大きく移動。
今まで行ったことのない森の番人エリアの最下流、石の番人岩へ。
初めて見たけれど、見栄えのする良い岩だなあ。
下地はよく、開けていて日もよく当たる。日光に当たる場所に置いた温度計は25℃を超えた。
昼寝できそうな心地よさの中、昼食を食べた。
さて、まずは簡単な課題から。
近くにある石官岩にある課題を登っていく。
左官 6級、右官 6級完登。課題そのものよりも降りるのに苦労する。クライムダウン核心か。
ちなみに、自分は写真の左端から降りた。
続けて山幸 4級というのを登ってみようと思ったものの、どうもトポに載っているのと様子が違う。
トポにない岩がスタートポジションを塞いでしまったようだった。断念。
石の番人岩に戻り、かなP 7級を登って。
続けて無題 4級に挑戦しようとするものの……。
スタートの左手に手が届かない。下地が削れたのだろうか。
Lowスタートで挑んでみたり、一時的にマットを重ねて挑戦したりするものの、どうにもしっくりこない。
悶々とした挙げ句、「もうええわ!」となり敗退。
そしてこの岩のメインディッシュである石の番人 1級に挑む。
遠いセパレートスタート。そこから左ヒールをかけて、体を引き上げて一手目を取らないといけないのだけれど……どうやらこのムーブも苦手らしい。
というか、遠い左ヒールをかけてかきこむ動作が全くできていない。
何度も挑むも、一手目が取れない。せめて左ヒールをかきこむ感覚だけでも掴もう!と挑み続けるも、時間切れ、敗退。撤収。
成果は微粒子レベルの感覚のみ。
苦手ムーブが多すぎんよ。
ジムでそのムーブを使う課題を作って練習を重ねないとダメだなー……
そして、右手首の違和感が嫌すぎる。サポーターで固めて痛みがなくとも、どうにも気になってしょうがない。
これはちゃんと治さないとダメだなー……
ダメだらけだ。
大した成果もなく、弱点欠点反省点ばかりが見つかった日となった。
まあ、改善点がわかっただけでも進捗とポジティブシンキングでいきたい。
手首よ早く治れ。