ムイ

もはやクライミング日記

2019/06/16 雨と敗北@地元の岩場

梅雨真っ盛り。全国的に大雨が降り、大気が不安定な中。

地元の岩場で外岩ボルダリングを楽しんできた。

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梅雨冷えの中うっかり薄着で連日寝てしまい、風邪を引いた。

ようやく鼻水と気管支の腫れが収まり、なにはともあれ外岩へ。

狙いは無論、前回のリベンジだ。

 

前日は大雨。翌日はその余韻がありつつも、徐々に回復傾向という天気予報。風は強め、湿度低め……これはワンチャンあるなと期待し、遅めに家を出た。

道中は日差しが眩しいくらいで、むしろ暑くなりすぎるのでは……と不安になる。

 

駐車場には当然、クライミング目的の車は一台も停まっていなかった。土は湿っているものの、アスファルトはよく乾いている。

勝ったなガハハ!

 

とりあえずアップにノーマット、ノーチョークで柿の木ハング 5級を2回登って。

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ルーチンワークが決まっているというのは何だか落ち着く。

 

ステルスキラー 6級へ。

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スラブ面は水気が抜けていないらしく、シューズの先が濡れて滑る。無理やコレ。敗退。

代わりに、1.2.3 5級を蜘蛛の巣を払いながら登った。

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アップ完了。

 

目当てのノックは無用(蝉スタver) 初段に挑戦開始。

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一応後半部分の満開 4級も登った。ちょっと保持感が悪かったけれど、チョークが乗っていけば問題ない程度の湿り気。

よし、やるぞ。

 

……いきなり通しは自信がなかったので、まずは前回1回しかできていない中間部のムーブが「幻のムーブ」でないことを確認するところから。

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……苦戦する。右ヒールをしっかり乗せる、腰を落とす、左足のスメアを挟み込まんばかりにしっかり効かせる、それで手が出るという感覚は掴めたものの、バラしでも成功率が低い。

3割程度の再現性。学術雑誌に投稿したらリジェクトされるレベルの代物だ。せめて7割成功のエビデンスが欲しい。

 

繋ぐ、バラしで練習、繋ぐ、またバラしで練習をひたすら繰り返す……。

 

それにしても妙に指先がヌメる。日差しもなく、風が吹いて涼しいのはありがたいけれど……と温湿度計を見たら湿度が70%を超えていた。さらにジワジワと上がっていく。

あれれ?

雨雲レーダーを見ると予報になかった雨雲が次々と近づいているのがわかった。

……いや、まだやれるはず。

 

第一波を耐え忍んで、30分ほどトライを再開。しかし肝心要のところが決まらず。

第二波到来。荷物マット共々岩陰に隠れてやり過ごす。30分ほど降り続き、避難しそこねたブルーシートに水たまりができていく。

岩棚からも雫が……。

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……あかん。

濡れて湿度99%を叩き出す温湿度計と、雨水でテッカテカに輝く岩肌を呆けたように眺めた後、次の雨の小休止のタイミングで荷物をまとめて撤収した。

 

敗退。

……いや、別に雨が悪かったわけじゃない。雨が降るまで2時間は猶予があった。その間にバラし済みの課題を落とせなかった自分の弱さが問題だ。

最近どうにもメンタルの弱さにぶち当たるケースが多い。今回の3割の成功率だって、精神力で強引に引き寄せるくらいはできたような気がする。

登る課題だけでなく、自分の課題(問題)も増える一方だ。

 

マットやブルーシートを軒下で干した後、ジムに行って消化不良感を払拭した。

最後、無性にカツ丼が食べたくなったのでかつやに寄ってテイクアウトして帰った。

 

次こそは勝つぞ。