いろいろ話を聞いたりして、ローカルな岩場の記事をすべて非公開にした。
いろいろってなんだよ?
きっかけは、自分が何回か行ったことがあり、これからも積極的に行きたいと思っていた岩場が立入禁止になったという話を聞いたのが始まりだった。
この岩場がなぜ立入禁止になったのか?そもそも本当に立入禁止になったのか?ということはまだわかっていない。
ただ、積極的に開拓、情報公開をしていた方がそう発信して、すべての情報を消し去ってしまった。
自分が今までローカルな岩場の記事を書いてもいいだろう……という判断を下していたのは、下記の理由からだ。
- 開拓者・初登者がブログなどでほぼ特定できる形で公開している
- 動画サイトやSNS、他のブログでもすでに多数公開されている
加えて、自分がやや情報自由主義者(?)だからというのもある。情報は整理してわかりやすく分け合おう、的な。といっても岩の写真と課題名に留めておいて、場所や岩場の名称を記載することはなかったけれど。
前述の開拓者の方はトポを含めてGPS情報を残すレベルでガッツリと公開されていたので、自分よりもラディカルな考え方の持ち主だったのかもしれない。
近所のローカルな岩場の状況は実際どんな感じなのだろうと、スーバーレジェンドなクライマーに伺い、非常にためになる話をしていただいた。
非公開の岩場には非公開となっている理由がそれぞれあること。
それはローカルクライマーのコミュニティで共有されていること。
コミュニティの断絶が起き、かわりにSNSによる情報の拡散が起きていること。
動画や写真だけでも煽っているようなもので、それに釣られて人が探しに来てしまうこと。
人が来るほど問題が起きやすいこと。
などなど。
結局、当該の岩場が立入禁止になった云々はわからないままだ。
何が原因かも不明だ。でも、自分の記事がその一端を担ったのかもしれない……と思うと気が重い。
そして、別の岩場でもそんな事が起こり、そこで自分の記事が一端を担うかもしれない……と思うともっと気が重い。
なので、ローカルな岩場の記事を非公開にすることにした。
これに意味があるかどうか、正直わからない。
すでに情報は溢れてしまっている。多分これからも増え続けるだろう。
今後について
上記で真面目な感じで「非公開にするよ」と書いたけれど、今後記事を書かないわけじゃない。
公開されている岩場の記事は今後も書いていく。
(自分の「公開されている岩場」の定義はトポが公表・販売されている岩場とする。)
ローカルでプライベートな岩場の記事については、ローカルでプライベートに場所に移行した。今後はそこに書き綴っていくつもりだ。
それが読みたい人は……直接聞いてください。