
- まえがき
- コンディションとか
- スカルパ インスティンクトVSR EU39新規購入
- ホッカロン 5.9 ◯
- てんとう虫 5.11c ✕◯
- 活断層 5.12a ✕✕✕✕
- グリーンカーペット 5.10c ✕◯
- 帰る
- 翌日はまた花崗岩の岩場
- 振り返り
まえがき
ゴールデンウィークあたりに仲間から「久しぶりに蝙蝠谷の岩場に行きたい」という話を聞いていた。
蝙蝠谷の岩場に最後に行ったのは去年の6月頭。大体1年ぶりか。
ルートが混み合っている岩場、賑やかな岩場が苦手な仲間からすると珍しいなー、と思いつつ、じゃあ久しぶりに行くかと決めた。
1年ぶりということもあって、前は何時頃に行っていたのか、どれくらい時間がかかるのかが曖昧になっていた。
とりあえず滋賀南部に7時半に集合して1時間半ドライブ、駐車場に9時に着く感じでいいだろ……と時間を設定して出発。
実際のところ滋賀南部からは1時間50分掛かった。1時間半じゃなかったか。そんなもんだっけ……?
駐車場の奥のスペースは残り2台くらいとなっていた。混み合っているような、そうでもないような?よくわからない。ともかく岩場に来るのは遅めな方だったらしい。

衝原湖はなみなみと水を湛えていた。ここ最近の雨の影響か。
青空と新緑と湖面が美しいぜ。

このワンセットを持ってくるのも久しぶり。
午前中は正面壁のある東面は日が当たるし、人も多そうかもと思いひとまず近くて日陰な子年のエリアでアップ的に登るかーと荷物をバラしたら仲間がハーネスを車に忘れたという。珍しい。まあそういうこともある。
結局登り始めは10時過ぎくらいになった。
コンディションとか
岩場には20人くらいいたような?西面のエリアに6人くらい、残りは正面壁などに15人弱くらい?蝙蝠谷の岩場からすると少なめだった気がする。最近の傾向はよくわからないけれど。
天気予報では最高気温21℃の快晴、西風3mだったはず。
実際の気温は日陰で17℃くらいで、風もわずかに吹いて心地よかった。日陰なら全然アリな環境。
ルート次第ではちょっと待つこともあったけれど、比較的快適に登ることができた。
スカルパ インスティンクトVSR EU39新規購入
外岩主力シューズのアンパラレルのキュービットの左右両方の両つま先のソールがなくなって穴が空いたのでリソールに出すことにした。

代わりの主力シューズとして、スカルパのインスティンクトVSRを新規購入した。

前から使っていることもあり、勝手知ったるなんとやら。
ただ、サイズは少し変えた。前はボルダー用にEU38.5を選んでいたけれど、リードだと履き続けているのが厳しいのでEU39にサイズアップ。EU39.5と悩んだけど、実際長時間履いていてもそんなに問題なさそうだった。
インスティンクトVSRはとにかく万能。不得意な部分がない。
スポルティバにおける人気No.1クライミングシューズがスクワマだとするなら、スカルパはインスティンクトVSRがそれに当たるだろう、と思ってる。
しばらく主力でがんばってもらうぜ。
ホッカロン 5.9 ◯

アップで。いつも混んでいるので触ったことがなかった。
出だし1ピン目の左側に顕著なフットホールドがなかったりして悪い。その後のハング越えもホールドがちょっとわかりにくかったり。
最後の抜けも右からちょっと回り込まずにまっすぐ攻めたら難しいだろう。
ホールドやルート取りがわからない時期にこれを初心者入門として登るのは大変だろうなーとか思った。5.9以上のものが要求されているような。
ホールドの散らばり方とか立てるところは容赦なくランナウトしていたりと、なかなか良いルートだった。完登。
てんとう虫 5.11c ✕◯

まだ正面壁の方は日が差していて暑そう、人も多そう、ということで引き続き西面で登ることに。
誰も取り付いてない、中間のエリアにあるてんとう虫というルートに目をつけた。
22mと長めで、真ん中に大きなハングがある。たぶんこのハング抜けが核心なんだろう。蝙蝠谷の5.11台は厳しいからなートップアウトで必死かもと考えながら取り付いた。
出だしがいきなり難しい。悪いカチを持って足を棚まで上げる必要がある。
ルート全体からすると、たぶんこのムーブが一番難しいような。
ハング下はボルトはまっすぐハングを抜けるように打ってあるけど、ハングと真っ向勝負するためのホールドが全く見当たらない。チョーク跡も。
とりあえず安全のためにちょっと右の岩を使いつつ先にドローを掛けて、再度ハングのムーブを考えるか……と進んだら右の岩を頼りに進むようにチョーク跡が続いていた。
ん?こっちから進んでるの?ハングを迂回して?
ハング下には妙に茶色い部分があり、さてはここにあったホールドが欠損してハング真っ向勝負ができなくなったのでは?などと思いつつ、結局ハングを右から迂回して進んだ。
その後の上部は左から入って直上……しようとしたらホールドがコケコケ過ぎて、そして意外と悪くて、その上揺れたり欠けそうなものもあったりして、なるほどここも5.11相当なパートかと思い、いざ真っ向勝負。
悪いホールドを掴んで上がろうとしたらヌメってテンション。
落ち着いて眺めたら右側から攻めるっぽい。なるほどなー。完全な見落とし。そっちから攻めたらほんの少しバランスが悪いけれど、そこそこガバなので問題なし。
2本目で問題なく完登。
ハングを右から迂回した感じでは、5.10dか5.11aくらいの難しさかな……。子年のエリアにある雲に乗る 5.11bのほうが難しいと思う。面白さもそっちのほうが面白い。
ハングを直登したら蝙蝠谷の5.11cっぽいグレードになるのかも。
で、たまたま岩場の手入れをされている新田さんことマメオさんに出会ったのでちょっと聞いたところ、特に限定などはなく、右の岩を使って抜けて良い、上部が核心ということだった。
なるほど……なるほど?
個人的にはイマイチなルートだった。
活断層 5.12a ✕✕✕✕

昼飯を食べて、イマイチなんだか乗り気でなさそうな仲間を急かしつつ、正面壁の混み具合などの様子を探る。正午を過ぎて日は当たらなくなっていた。
自分はロンググリーン 5.11cというルートがちょっと気になっていたけれど、ちょうど人が登っていた。
順番的に仲間の番で、見たところ震災エリアの活断層にドローがかかることもなく空いているらしい。珍しい。いつも混んでいるイメージなのに。
仲間がそれを登るというので、便乗させてもらうことにした。
1本目。
このルート、下部の3ピン目くらいまでは簡単。上部に行くにつれて傾斜がキツくなり、そして一番上部の抜けが一番難しい。
ホールドはガバではあるけどカチ寄りのガバで、手数が多い。構成的に完全なストレニ系。
5ピン目くらいまではノーテンで進んだけど、それ以降はテンションをかけながらムーブを探った。使われているホールドは顕著だけれど、すべて使うわけでもなくそこそこ選択肢がある。そこら辺が悩ましく面白い。
上部は顕著に休めるポジションを作るのが難しかったり、無駄にヨレないクリップポジション作りが肝心だったり。
最上部の抜けはフットホールドが微妙で結構怖い。リップの奥に凹みがあって、そこがカチれるけれど自分はそれを持つとバランスが崩れてパワーがいるので、サイド持ちにして右カンテを頼りに登る感じにした。
とりあえずなムーブは作ったけど、繋がる感じないなー……。
2本目。
上部のムーブを固めに入る。
結構フットホールドに迷う。壁の色合いやホールド配置などがなんとなく全体的に似ており、妙に覚えづらい。これは自分の集中力の問題だったような。
GWに陥っていた手の火照りはまだ解決しておらず、パフォーマンスがいい感じでもない。というかテンションが低めのような。
そんな状態で核心な最上部の改善を探るが、より省力化するために右カンテをレイバック気味に攻めて乗っこすために左に重心を移したら手足がスッポ抜けて結構フォールした。
こわー。しかし不意落ちしてもハングと傾斜のお陰でどこかにぶつかる感じはなし。
最後の一手は左足を最後のボルトあたりにある凹みを踏むのが一番いいけど、ここにボルトとそれに掛けたドローがあって踏みにくい。
最後の左手はクラックにハンドドジャムを決めると楽。もうハンドジャムしかねえ!という気持ちになる。
3本目。
ハング下の左の弧状のサイドガバ帯にガストンをして、左に移るムーブでヨレて体が動かなくなってテンション。
ここのムーブの改善が必要。と考えるがいい案が思い浮かばない。その前のクリップ体勢でヨレてる。そこも探すが見つからない。というか突き詰める執念が足りない。
最上部の左手サイドガバ、右手アンダーマッチからの足上げもキツイ。繋がる感じない。
4本目。
結局同じところでガストンから寄せきれなかった。
改めて確認したら手前のガバカチを右手で持てるポジションがあることがわかった。なるほど。それならもっと楽に繋がる。
でも現状、最後のハング抜けの余力を残せると思えない。メンタル的に。
かなり余裕を作らないとメンタルが最後のムーブを拒否してくる感じあるぞこれ。
仲間から見ると余裕に見えるらしく、下から「まだ時間ありますしもう一回やったらどうです?」と提案されて、終了点で少し思案した。
うーん、成功するイメージがわかない。それよりなんかクールダウン軽く登って終わりたい。諦めて回収して降りた。
もっと気合があれば集中力からムーブ改善が進んで、余力を生み出せて、最後もしっかりこなせたと思う。そういうモチベーションが足りてないよ。
敗退。心が負けておる。
グリーンカーペット 5.10c ✕◯

気づけば17時半を過ぎていて、周りのパーティーはいなくなっていた。
最後に何登ります?と仲間と話し合って譲り合った結果、自分がグリーンカーペットというルートを選んだ。トポによると超お買い損らしい。ふーん。そういうの嫌いじゃないよ。
出だしがほんの少し悪い。中間部のフェースはガバ多め。
ガチャガチャとした部分を抜けてからが本題。先に取り付いた仲間は迷った挙句、ボルトの右側のカチを繋いで登ってテンションを掛けたりしていた。
ええ……そんな感じのルートなの……?
自分も真似てそれで登ったら、フットホールドがなくて悪い!これは5.11台の内容。超お買い損なのは納得。
流石にこの時間帯でもうこれをいろいろ考えてやりたくないので落ち着いて眺めたら、左のスラブ側にいい感じにホールドが繋がっている。
いや気づいていたけどさ……そうだろうと。
左から攻めた場合でも、最後のリップ取りがちょっと悪い。
最終の終了点前のリップ部分は浮き石がたくさん乗っており、危険。奥にある突き出した岩なども持ったら揺れたり。素直に左にある木とか掴んだほうがいいのかも。
もう一回やって完登。
仲間は結局右側のカチカチをこなして完登していた。よーやるわ。
超お買い損らしいけれど、左から攻めたら5.10c相応のような。哲学の道 5.10cやパインヒル 5.10cの方が難しい気がする。
右側カチカチ直登したら、同じぐらいになる……ような?
面白さ的には……普通かなあ。そこまで面白い!ってわけでもない。
帰る

18時半に岩場を後にした。こんな時間まで登るとは。駐車場を出たのは19時。
人によってはGW最終という人もいるだろうけれど、道は空いていて21時頃に家に帰宅した。
翌日はまた花崗岩の岩場
毎週やっているような気がする、土曜日曜連日の、日曜は花崗岩の岩場パターン。実はGW最終日の5/6にも来ていたが、雨で撤退していたり。
仲間は午前中に予定があるということで、12時集合。
珍しいパターンなので、昼飯を食べてから行くことにした。

バーガーキング。なにげに結構食べてる。滋賀南部は妙に店舗が多い。マクドより多いような。
岩場に着くと日差しが暑い。たいしたアプローチじゃないのに異様に体が重い。
ここ2ヶ月間くらい、ずっと毎週末土日連日登っている日が続いていたためか疲労が溜まってきている気がする。
狙いのルートはトップロープでも未だに厳しい。まだムーブが完成していない。
仲間は渾身のリードトライで最後の乗っこしでフットホールドが欠けて大フォールしたり。超怖い。落ちていく姿がスローモーションで見えた。
もう一つ、ボルトクラックミックスルートはだいたいムーブができたけどリードするモチベーションがなかった。こういうこと多いよな最近。
体だけじゃなくて心も疲れてるんだろうか。
最後にわけのわからない超絶ムズいルートを触って二人して「わけわからん」と言い合って、仲間の都合もあり17時に切り上げた。
日が長くなったので、19時近くまで登れるのは嬉しいけど、体のほうがついていかない。
振り返り
やる気が足りてないよね。やる気が。
もっと完登意欲を出さんと登れるものも登れんよ。
来週末あたりからは常時最高気温が25℃越えの夏日に突入するらしく、もういい感じに登れる時期が終わってしまう。
最後のいい時期を無駄にしているわ。
おしまい。