よく晴れてよく乾いた、絶好のクライミング日和。
https://ko-wall.jp/school/outdoor
前回はこちら。
今回は参加者枠の6名が全て埋まった。
初めての講習の人、2回目の講習、3回目の講習の人が入り混じっていたためか、簡単なルートの多い金比羅山へ。
前回とは打って変わって良い天気だったので、岩場の混雑を覚悟して駐車場へ。
江文神社手前の駐車場はほぼ埋まっていた。滑り込みセーフ。
今回もホワイトチムニーでの講習となった。
9時半頃に到着したところ、誰もいなかった。もうすでに占拠されているかも……という心配は杞憂だったらしい。
まずはリード、マスタースタイルで右ハングルート 5.10bを登った。
前回登っているので問題なし。ただ、前回とは違ってパリパリに乾いているので、岩の色が違い少し戸惑った。完登。
そしてトップロープ支点を作ってロワーダウンした。
安全環付きカラビナはD型しか持っていないので、支点構築に適したオーバル型のものを買い揃えたいなあ。
終了点で支点を作り、念の為スマホで撮影して後で確認してもらった。
次、コーナーハング 5.9。
今までは途中で終わっていたのを、リード、マスタースタイルで頂上にある終了点まで。
上部は触ったことがなく、高度のため躊躇いが生じてしまった。
日差しがあたって案外暑い。
持とうと思えばどこでも持てるけれど、もっと確実な良いホールドがあるのでは……と迷いまくった末、1テンション。
トップロープ支点を作って降りた。
前々から感じていたけれど、ロープの流れを考慮した支点作成、クイックドローの長さをすぐに判断してギアを使い分けるのが難しい。これは数をこなして経験を積むしかないのか。
悔しいのでもう一回リードで挑戦。無事完登。
残置カラビナを使い支点回収、ロワーダウン。残置回収の練習を行った。
昼頃から岩場が猛烈に混み始めた。
3~4パーティー、20人くらいいた気がする。
年配の方が多く、中には他の人に8の字を作ってもらって登る人もいたり。えぇ……。
ルートが混み合っているので、合間合間に講師の方から各種手順や使用するギア、気をつけること、疑問に思ってることなどを聞いたり教わったりしながら過ごした。
お昼を食べてから、ホワイトチムニーの右端にあるチャイチャイ 5.10b/cにリードで挑戦。
あまり誰も登っていないのか、それともそういうロケーションなのか、非常に砂っぽい。乾燥した苔が指先で粉末になる。
講師の方が別の講習生のためにつけたチョーク跡を頼りに進むも、手順を間違えた。粘りに粘ったものの、結局1テンション。
そういうのに頼ったらダメだな……自分で自分のホールド、ムーブを見つけないと……と決めたところ、落ち着いて動けて何とか登り切ることができた。
残置カラビナを使い支点回収、ロワーダウン。残置を回収した。
最後、残置回収と結びかえの練習のために右ハングルート 5.10bを再度リードで登った。
このとき、結び替えの際のセルフビレイを取る場所を間違えた。指摘を受けて修正、残置回収の手順を改めて教わって降りた。
失敗を注意してもらえるのはありがたい。間違いを犯さないと物事は覚えられないもんだ。
気づいたらどのパーティーも岩場を離れて下山しており、最後に自分たちのパーティーだけが残った。
ヘッデンをつけてトップロープでサラワリ 5.10aを登るYさん。やべえ。
最後は全員ヘッデンをつけて、暗い山道を歩いて降りた。
自分はmont-bellの2000円くらいの光量の低いヘッデンしか持っていない一方で、みんな良いヘッデンを持っていた。羨ましい。新調するかなあ。
最後に次回取り組む内容を聞いて帰った。
自分の場合、まだ細かなミスがある。数をこなすことが肝心らしい。
前日の外岩ボルダリングの疲れもあってか、帰宅途中で車の側面を派手に擦った。
気落ちしたまますき家の豚丼をテイクアウトして帰り、もそもそ食べて、そのまま寝転がって寝落ちしたら体調を崩して2日間ほど寝込んだ。
やれやれ。
そんな顛末は関係なく、次の講習が楽しみだ。