ムイ

もはやクライミング日記

2020/12/27 のんびり@千石岩

快晴、午後から薄曇り。ほぼ無風で暖かく、最高のコンディションの日。

千石岩でリードクライミングを楽しんできた。

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前置き

年内に後一回くらい岩場へリードに行っておきたい!この季節ならよく陽の当たる大鳥居の岩場だな!と狙いを定めた。

さて、誰に声をかけるか……。

とりあえず以前小川山への遠征に付き合ってもらったパートナーに声をかけた。

しかし返事がやや遅めだったので、保険的にリードジムの講習などでよく会う人にも声をかける。

……これはマナー的にアウトだよなぁ……。

外岩ボルダリングでだけど、考えなしに声をかけまくった挙げ句、結局トリプルブッキングになって「じゃあ全員で行きましょう!」みたいな顛末でごまかしたことがある。ひどい帳尻合わせだ。

 

結局、後から声をかけた人から「千石岩にグループで行くのでよかったら一緒にどうぞ」という早い返信をもらい、それにOKを返してしまった。

あ~……人間的にダメ。

申し訳ない。

 

そんなこんなでまた防寒装備に悩みつつ、駐車場で合流。

相手のパーティーについては詳しく知らず、欠席者などで女性3人と自分というパーティー編成となった。

おおぅ……これは過去にない編成だ。

 

早朝の岩場は常連のクライマーさん一人が佇むのみで、ほどよく冷えて澄んだ空気が漂っていた。

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目が痛いくらいに空が青い。冬ならではの空の青だ。

 

ノーマルルート 5.7

とりあえずアップに。

綺麗に登ろうと意識して無駄に迷った感じがあった。

 

オダハング 5.10c

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久しぶりで2本目に5.10cはキツいっす!などと思いながら登ったところ、案外スイスイと登れた。

ハングを抜ける際の足上げ、マントルにビビらなければ、どうということはない気がする。

 

バフフェイス 5.10a

来たからには1回は登っておかないと、なルート。

上部のスラブ面でほんの少しジャミングを駆使してみたり。

前よりもスラブ面での足置きが安定していて、比較的スイっと抜けられたような気がする。

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登り終わって、気づいたらすでに12時を回っていた。

ラーメンを食べてひと休憩。

 

すごいですね! 5.11a

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バフフェイスの右面のフェースを登り、ガバガバNPルートなスカイラインと合流して短いクラックをこなすルート。

以前講習で触って、多数のハングドッグで何とか抜けきったことがある。

kuramiya2.hatenablog.com

これが心残りだった。そして、これが今日の狙いだった。

 

1回目、マスタースタイルは下部で2テンション、そして上部のクラックで2テンション。

下部については前よりしっかり足が踏めている気がする。ビビっていること以外は、特に問題なさそう。

むしろ、上部のクラックが問題だった。ジャミングを決められるポイントがあり、実際決まるのだけれど、上に行くほどクラックが広がっており決めにくくなる。

挟み込むような体勢になるのでジャミングを決めるのを探しているとひどくヨレる。

「ジャミングは1箇所だけ使う!」と決めておいてもう一度トライ。

 

しかし……マスタースタイルとそうでないのは楽さが全然違うな……安心感が違う。

中間部のお堂が見える場所で大レスト、その後クラックに突入。

最近頻度の増えたボルダリングの影響か、要所要所でヒール、トゥフックを使ったりして腕の負荷を落とし、抜けきった。

 

無事登れてよかった。

 

Keiちゃん頑張れ 5.10a

最後、クールダウンがてらに。

下部の妙に立体的なムーブを要求される核心部に入りかかったときは「あ、キツい」と思ったけれど、いくつもムーブ、スタンスの選択肢があり、その中から有効なものをチョイスできた気がする。

後半はややランナウトしつつもガバガバなパートなので、リラックスしながら登りきった。

 

下山

参加者の大半が前日、前々日も登っていたという面子だったので、16時ジャストに切り上げて下山した。

トライ数は6回。簡単めなのも多く、のんびりゆったりと登った感じ。

エンクラというやつだろう。

 

良い環境で、リラックスすることができて良かった。