ムイ

もはやクライミング日記

2024/05/25 登れたけど、うぬぬ

 

まえがき

仲間内では蝙蝠谷のほうが熱意が高いかな?とか思いつつも、先週登りきれなかったルートが心残りだった。

仲間に聞いたら狙いのルートの手順やムーブを作り終えて登りきりたいとのことだったので、先週と同じ岩場に向かうことに決めて仲間に連絡を入れた。

5人乗り合わせるメンバーが集まって、出発。

 

行く途中で名阪国道の上りがリフレッシュ工事ということで一部1車線になっている影響で大渋滞になっていた。

オイオイオイこれ帰りヤバイんじゃないの?とか思ったけれど、幸い帰りの頃は渋滞が解消されていた。

名阪国道は朝は上りが混み、夕方は下りが混むらしい。大阪から名古屋方面に遊びに行く人のほうが多いのかな?なにはともあれ助かる。

 

この日の天気は晴れ、先週よりも気温が2℃ほど低め。さらに風も先週よりもやや強く、そのおかげで快適な環境だった。

 

looooooooooong

長いルートとはいえ、こんなに長くない。

先週ポカミスというか、詰めの甘い部分があって完登を逃したルート。

 

1本目

この日は岩場に人が多めで、先に取り付いている人がいないか不安だった。

できれば最初に、マスターで取り付きたかったのだ。

というのも、もしクイックドローが掛かっていた場合にトライして失敗して、次にそのドローの持ち主が回収してしまった場合に再度自分で掛ける必要が出てきた場合、クイックドローを掛けて登る必要が出て完登が難しくなる。

このルートは長いのでクイックドローの掛け替えをするために折り返したロープを垂らすのも難しい。

そういう事態が起きないように、できれば自分のクイックドローでやりたい……!

 

とか思いながら取り付きに来たら、すでにクイックドローが掛かっていた。おぉ……のぉ……。

しかし、下部のトラバース前までしか掛かってなかった。

アップか何かで下部だけ登ったらしい。

 

岩場で声をかけて、下部を借りて登り、上部は自分のを掛けることにした。

下部だけなら仮に回収されても負荷はない。大丈夫だ。

 

もうムーブは完全に固まっていたので、なんなら1本目のマスターでも行けるかも……?とか思いながら登り始めたけれどやっぱり辛えわ。

下部のトラバース終わり、上がり始めたところでテンション。

上部のコルネの終わり近くでテンション。

上部の核心である左移動の部分のクイックドロー掛けは難しいので……飛ばした。

核心だけれどもうかなり安定して抜けられるようになったのだ。

 

上まで抜けて、ロワーダウン中にちょっと微妙かな?と思っていたパートを再確認。さらに良い手順が見つかった。

これで完璧だな!

 

2本目

完璧に作った手順、ムーブで完登。

迷うことも、声を上げるとかそういうこともなかった。

 

登れて嬉しいけど少し悔いが残った。

先週登れていれば……!それができたはず……。

しかし実際登れなかったので、まあ妥当な結果なのかもしれない。残念ながら。

 

小中大

過去に触ったけれど全然駄目だったルート。

仲間が挑戦中なので混ぜてもらった。

 

下部はもちろん問題なし。上部の出だしは前よりは迷うことはなかったけれど尖ったフレークをガストンするのが痛いし躊躇う。

その後のクリップにするためのホールドが悪い。小さくて辛い。

上部になるにつれていやらしいムーブやホールドが出てくる。

 

looooooongなルートで指皮を削っていたせいか、ガビガビに尖ったカチでムーブやホールディングを探りまくったせいか最後のほうでもう保持するのが嫌になって力が入らなくなってしまった。

そこで降りた。トップアウトに至らず敗退。

 

しかし可能性は感じたので、次の狙いにしたい。

 

抜け

この時、16時ぐらいだったはず。

先週は18時くらいまで登っていたし、いつもなら17時過ぎくらいまで登る流れなのにもう仲間全員が終了ムードだった。

自分も指皮的に終了しているし、新しいルートや5.11台を登る余裕はない。

でも何かちょっと登りたいなー。クールダウン的に。でも5.10台はちょっと物足りなかったり……と思いながら悩んだ挙げ句、結局5.10台を登ることにした。

 

しかし取り付きに近づいたら過去に登ったルートがドローが掛かったまま空いているではないか。

完登できる余裕はないけれど、ちょっと登るくらいならいいんじゃないか?と思いながら取り付いた。

 

まあ案の定忘れている。というか登ったルートはだいたい忘れる。

登っている途中でなんとかギリギリ思い出す。もちろん思い出せないこともある。

とりあえる中間部まで2テンくらいして登って降りた。

この感じだと体力前回でやり直せばまあ登れそうな感じなので、少し安心。

 

帰る、そして翌日

結局17時くらいに帰った。早い。もったいない。

みんなもっと登ればいいのにと思ったり。

 

帰宅途中に「明日ジム行きます?」とか言われてビビる。

オイオイオイそんな余裕ないよ。前の週はジム行ったらボロボロで2時間くらいしか保たなかった。

しかし流れでジムではなく近くの岩場に行くことになった。

そしてそこで指皮を削るだけで終わった。

 

その日は暑いしもう指が辛いので早めに帰り、車内のワンセグ日本ダービーを見た。

ノリさんすごいね。ダノンデサイルを皐月賞で出走取消にした判断あっぱれ。

 

結局取れた馬券はシンエンペラーの応援馬券複勝)のみ。藤田オーナーによると凱旋門賞遠征に乗り気らしいけれど、はたして。

 

それはともかく、来週は仲間の蝙蝠谷への許可申請が来週揃うっぽいので、来週末はそっちかなー。

 

おしまい