ムイ

もはやクライミング日記

踊り疲れる@椿岩

 

コンディションとか

ピーカンの空。鈴鹿山脈

ところでピーカンってなんぞや?たぶん若い世代には通じないのではなかろうか。

ピーカン(ぴーかん) - 日本語俗語辞書

 

気温は先週より2℃ほど落ちたけど、この時期としてはかなり暖かい。

先週よりもやや風があったので寒かったらしい。

なぜ「らしい」かって?

パーペキに防寒をしていったからさ!

パーペキ(ぱーぺき) - 日本語俗語辞書

 

気軽に扱えるダウンが欲しくて、mont-bellのアウトレットで安めのダウンパーカを買って登っていない時は常にフードを被ってた。

お陰でぽかぽか。寒さなど感じることもなかった。

 

リードはトライ中とレスト中のメリハリがあるので、防寒という点においてはやりやすい気がする。

ボルダリングではセッションや解析を始めると薄着のままで岩に触り続けたりパート練習をし続けたりスポットをしたりすることがあるので、体が冷えやすいような。

 

壁からの染み出しはゼロ。相変わらずのスーパーウルトラグッドコンディション。

 

翌日が雨予報のせいか、岩場には過去最高レベルで人がいた。

たぶん25人くらいいたと思う。どのルートも誰かが取り付いていた気がする。

目当ての、普段混むことのないShall We Climb 5.12aをトライする人が自分を含めて5人もいてビビった。マジで?

 

それにしてもここまで椿岩をリピートすると思ってなかった。

ちょっと飽きが来てる気もするが、惜しいルートがある以上来るしかねえ。

 

アップとか

岩場に着いた頃にはすでに壁の右側が混み合っており、いつもアップに使うモンキージャスティス 5.10bも登っている最中だったのでトンキー飯店 5.10bを登ることに。

……これ、一本目はやりたくないんだよね……。

2ピン目の前で滑りやすい左手、迷いやすい右足ポジションで体を上げて奥まったガバ取り、そしてその後にスローパーと緊張して力が入りやすい。

でも体は温まりやすいのかもしれない。

いやでもやっぱ辛えわ。

 

踊るしかねえ

今日の目当ては前回ひとまずムーブを作ったShall We Climb 5.12a

ただコルネからが傾斜がきつく厳しい、中間部の凹角フェース部でもっと省力化したい、など改善点が多いと思いながら取り付いた。

特に中間部を通して行けてなかったのだ。なので今日はムーブ改善、精度向上だけで終わると思ってた。

 

1本目

中間部がつながらず。4テンくらいでムーブ確認。

しかし中間部はこなせばそれほど辛くない。これ以上ムーブを変えるよりも自動化に努めたほうが良いと判断。

上部のキョンムーブ、ニーバーも決まれば確実。これもそのままにする。

結局ムーブの変更なし!

 

これを専門用語で「自分のムーブと心中する」と言う。

嘘だよ。マジだよ。

 

2本目

中間部が繋がり、そのまま進んで上部のブロックアンダー取りで落ちた。1テン。

傾斜の始まるコルネ部、そこのクリップに改善点あり。

ゆっくりやってたら速攻でヨレる。

キョンを決めるところで体を上げきれずニーバーも曖昧になったのが問題。

 

……これ、イケるんじゃね?

よもやよもや。

 

3本目

同じところで落ちた。

体を上げてキョン、ニーバーを決めて、ブロックを触り更に奥を取る……というところで右アンダーの指が開いて落ちた。

コルネ上部のクリップをした後もう一度降りてレストするという往復スタイルを取ったのだけれど、こいつがあんまり良くないのかもしれない。

というかレストでうまく休めていない感じがする。レストが下手くそなのだ。

これは根深い問題なのですぐには改善できない。

 

4本目

ダメ元。同じところで落ちた。

流石に体が上がらなかった。ヨレ。

 

結局完登できなかった。宿題化。

仲間はRPをキメて椿岩に一区切りを打ったので、ちょっと厳しいぜ。他の岩場も行きたいし。

今シーズンもう一回来るか悩む。

 

〆とか

燃えドラ 5.10cを登った。

5本目を出さなければ若干余裕があるのでガバを強引に掴んで登った。

このルートは気持ちいい。

 

撤収中に仲間が荷物を斜面から落として懸垂下降の準備をしたり。

こういうトラブルは勉強になる。

 

ラーメン

博多とんこつ真咲雄。

普段は「のうとん」を頼んでいるのだけれど、胃腸を考えて「とんこつ」を頼んだ。

「のうとん」のほうが好きかもしれない。

 

今後

カチのルート→傾斜のルートみたいなトレーニングをしたほうがいいのかもしれない。

指を使った後で体幹を使わせるという追い込み方。

なおかつ途中でレストを挟んだりとか。

 

おわり