曇り、時折雪がパラつく、冬にふさわしい日。
金勝アルプスをハイキングしてきた。
右手首の違和感が抜けるまで、ボルダリングはレスト中。
Q.岩を登れないならどうするか?
A.山を登る。
というのが最近の自分のセオリー。
今年は暖冬で雪が少ないものの、去年同様に一回くらいは近所の雪山へスノーハイクに行ってみたい。
でも最後に登山をしたのは2ヶ月前だ。まずは足腰の確認から……となるとホームとなる山を歩き回らないと始まらない。
自分にとってのホーム山(?)、それが金勝アルプスだ。
30分で来れて、コースが豊富で、起伏に富んでいて、景色が綺麗で、飽きない。何度来ても楽しい。この山が近所にあってよかった。
今回は一番シンプルで代表的なルートである「登りに落ヶ滝線、下りに狛坂線」を歩くコースを選択。
現地の気温は3℃くらいだっただろうか。平地でも風が5mほどあるという天気予報だったので厚着をしていったけれど、途中で暑くなってソフトシェルを脱いだ。
暖かい下着+防風性のある化繊登山ウェア+フリース(+ニット帽+軍手)でちょうどいい感じに。
いつも寄る予定はないのについつい寄って見に行ってしまう落ヶ滝。
水量は普通くらいかな?
2ヶ月前は登りでサクサク動いた足が重い。まあ仕方がない。硬い靴底の登山靴を履くのも久しぶりなせいか、重心が落ち着かない。
違和感を抱えながら歩いていたら、パラパラと音がし始めた。降水確率30%なので小雨かなと思って見ると雪。
雨よりマシなのでよしとする。むしろ冬の風情があって心地よい。
もっと降らないかなと思っていたら、雪雲はすぐに去っていった。
稜線に出た辺りでようやく足が落ち着いた。
平日ということもあってか、人と全然すれ違わない。
1時間半ほどで今回のルートにおける頂上、天狗岩に到着。
お昼には早いのでカフェオレとお菓子でひと休憩。
風は思ったほど強くなく、涼しいくらいで快適だった。
今回のNEWアイテム。
山用時計。カシオのプロトレック、PRW-3100-1JF。
[カシオ]CASIO 腕時計 プロトレック 電波ソーラー PRW-3100-1JF メンズ
- 出版社/メーカー: CASIO(カシオ)
- 発売日: 2015/07/18
- メディア: 時計
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勤務先の勤続記念品。でかい腕時計は嫌いなので、なるべく薄めでシンプルなものを選んでみた。
方位磁針機能は道迷い防止に役立ちそう。高度計測機能は正直当てにしていなかったけれど、案外近い値が表示されて驚いた。気圧についてはあまり知識がないのでノーコメント。
気温計は……これ役立つのかなあ?腕に近いため体温の影響が強く、正確な外気温がわからない。外して放置しないと役立ちそうにないぞ。そしてそんなシチュエーションってどんな状況なんだろうか。テントの中とか?
特に不満のない、満足な一品。これから末永く使っていきたい。
20分ほど横になってぼんやり過ごした後、出発。
天狗岩にはリングボルトがいくつか残っている。昔は登られていたのだろう。
新しいアンカーもあるけど、ハンガーはない。メジャーな登山道に近いところはほとんど撤去されているので、何かあったのかもしれない。
そういやロープクライミングを全然していないなあ。久しぶりに登りたい。
国見岩。
この足元を新名神のトンネルが長々と通っている。人類の土木の力は凄まじい。
下りで膝が痛むかな?と心配だった。
5kmを安定して走れる程度に足腰を鍛えておいたおかげなのか、それとも整体のおかげなのか、大した痛みが出ることなく無事下山した。
3時間ほどの、快適な山歩きだった。
帰りは行ったことのないラーメン屋へ。
十二分屋草津店。懐かしい味がした。
次は山か、それとも岩か。
連休は続く。