ムイ

もはやクライミング日記

2023/04/16 雨、転戦、時々雨

 

まえがき

土曜日は大雨。

しかし日曜は晴れるという。

土曜の午前中からリードジムで登りつつ、「日曜、岩に行きます?」と連絡をしたら返事があった。

滲み出しはあるかもしれないけれど、試しに椿岩に行くという。

それに乗ることにした。

 

土曜はジムの後にちょっと車を走らせて観光に行ったり。

その後、車の点検に行ってついでに冬用タイヤを交換してもらった。

しかし雨なのでタイヤをまた袋から出して乾かさなければならぬ。

面倒。

 

朝起きて軒下あたりにタイヤやその袋を干していたら集合時間にちょっと遅れた。

申し訳ない。

 

大雨の翌日の椿岩

アスファルトは乾いていたり、水たまりがあったり。

アプローチは日が当たるところはしっかりと乾いていた。

ヤマビルは自分は見なかったけれど、仲間によると数匹いたらしい。

 

それはともかく登れそうかな?と岩場についたら。

壁の左側、日陰になるところは完全に無理な状態だった。写真ではわかりにくいが。

絶え間なく滲み出し、ポタポタと雫が落ちてくる。

 

仲間の狙いだったアトムは濡れまくり。奥村ラインも滲み出しが激しい。Shall we climbなんかは濡れていないところを探すのが難しいくらいだった。

自分の目当てだったシザーハンズ 5.12a/bも取り付きがびっちょびちょ。

3ピン目あたりからも滲み出しておりその下が全面的に濡れている。

収まる気配がない。乾くにしてもかなり時間がかかりそうだった。

 

とりあえず時間をおくために、椿岩の川エリアといわれる、銀閣 5.11c金閣 5.12bのある岩を探しに行ってみることにした。

https://www.asakin.com/anpchskywall/guide/tsubaki.htm

 

意外とすぐのところにあった。

山道から椿岩に続く斜面を行かず、そのまま歩いていけば右手の川の向こう側にある。

川が隣にあって日陰だし、暑いときでも快適かもしれない。

 

しかし岩はやはり濡れが激しい。

いずれ登ってみたいが、それは今ではない。

 

改めて椿岩の方に戻ってみたが改善する余地はなさそうだった。

壁に右側、日の当たる方はなんとか登れそうみたいだったが……諦めて転戦することにした。

 

どこに?

選択肢は2つくらいしかなかったのだけれど、とりあえず下見だけして登ったことのないローカルな岩場に行ってみることにした。

 

意外と侮れない、ローカルな岩場

昼前に到着して、いざ登り始め。

午前中をまるまる無駄にしてしまった。

 

 

岩場の規模がそれほど大きくないので、大して面白くないかもしれない、と思ったりしていたのだけど、想像以上に良いところだった。

ボルト間隔が密なものもあれば、恐怖を覚えるくらい遠いものもある。

この違いがアクセントになってなかなかおもしろい。

ルートも見た目よりも長いものがあったりして、楽しかった。

 

前日の雨の影響がほぼ見えず、問題なく登ることが出来た。

予報にない強い通り雨が2度ほど来て、「あーこれはもうダメかもしれない」とか思ったけれど30分も経たないうちに乾いて驚いた。

この岩場は雨に強いらしい。

雨に濡れない、という意味ではなく、とんでもなく乾きやすい。

 

宿題も残ったので機会があればまた来たい。

 

セールで30%オフだったので、衝動買いしたアンパラレルのレグルス。

自分の足型が合っていて、硬く尖っていて自分好み。

使い勝手が良い。気に入った。

 

皐月賞

とりあえず馬券は買ったが、外した。

岩場にいるとレースが見れない。

見れないレースを買って後で当たり外れをチェックするのはどうにも虚しい気持ちになるので、今後は見ることのできるレースだけ買おうと思う。

 

ラーメン!ラーメン!

昨日も登っていたりで、解散した頃には疲労困憊していた。

こういう時はラーメンを食って体に活を入れるしかない。

 

博多とんこつ真咲雄の「のうとん」、全部チョイのせ。

「うおっ♥ くっせ♥」となるくらい豚骨臭い。

自分は昨年の今頃に新型コロナウイルスにかかってその影響で半年以上嗅覚がダメになっていたのだけれど、今はかかる前より嗅覚が鋭くなった。

どういう仕組みなのか。わけがわからない。

 

……美味い!

半玉の替え玉をして、その後は高菜を入れて食べた。

美味い!美味い!

久しぶりに当たりなラーメン。

活力がみなぎる~。

 

家に帰ったら、軒下で干していた冬用タイヤが強い雨が降ったためか濡れていた。一緒に乾かしていた袋も。

……この時のやるせなさは筆舌に尽くしがたい。

ラーメンを食べてなかったら耐えられなかった。

 

まあいろいろとあったが、充実していたのは間違いない。

 

おしまい。