まえがき
ちょっと最近遠征が増えてブログの字数が妙に増えて面倒になってきたのでしばらく省エネ的に書く。
久しぶりに椿岩に行ってきた。
夏も終わり……とはいえまだまだ暑いが、椿岩なら日陰の岸壁もあるし風が通れば涼しいのでとりあえずなシーズンインを体感できるのでは、という目論見だった。
ちなみに前日の最高気温は34℃。
たまげたなあ。これは真夏ですね間違いない。
なんか御在所岳が完全に雲に覆われてるんですけどー。
なにこれ。
前日に雨でも降ったのか、それともこの雲というかモヤの影響なのか。
地面は全面的に湿っていた。
金閣銀閣を見学
まだ触っていない金閣 5.12b、銀閣 5.11cのある岩をアプローチついでに見学。
川がすぐ隣りにあるし日陰だし、涼しいと思ったのだけれど逆に湿度が高すぎてダメだた。しけしけ。
その上ヤマビルだらけ。
無理無理。
こんな日なのに?
3連休中日、しかもまだ暑いので椿岩はガラガラだろうと思ったら想像以上に人がいた。
15人以上?驚いた。
さらには知り合いにも出会ったり。
クライマーはみんな考えることが同じなのかもしれない。
アップ
モンキー・ジャスティス 5.10b
昨シーズンでアップにしていたルートが空いていたので、とりあえず触る。
湿度の影響か、全体的に汚れている。
登り自体は問題なし。前よりもスタミナが付いた感じある。
トンキー飯店 5.10b
日陰の方の岸壁の様子はどうだ?と思って登った。
意外と壁の状態は良い。これならイケるなとか思ってた。
ちなみにこの時、気温は27℃、湿度は90%弱。
体を動かすごとにどんどん辛くなり、体力を奪われている環境だった。
イケるな、じゃねえんだよ。
気づいたら足首がヤマビルに吸われていた。いつやられたのかわからない。
その上仲間の足首にはマダニがいた。
椿岩でマダニを見るのは初めて。怖いなあ。
シザーハンズ 5.12a/b
自分のこの岩場の次の目標のルート。
最後に触ったのは昨年の秋だ。
とりあえずムーブ確認から、とか思ったらスタートに妙に高く石が積まれている。
下は土なので、スタート時にクライミングシューズを汚さないように……というにしてはやりすぎだ。
どうやら2手目か3手目あたりで保持する最初の核心、それを乗り越えるために大切な右サイドなホールドをそのまま取れるように距離を稼いでいるらしい。
こういうのはいただけませんなあ。もはやエイドじゃないか。
というわけである程度崩しておいた。
それでもまだ高めだと思うので、次取り組む方はもっと減らしたほうが良いかも。
登攀の内容的にはダメダメだった。
最初の核心、1ピン目左下のポケット取りの強度高くてどうにもならない。
前回のムーブを完全に忘れている。
ここのムーブだけで半日は使った気がする。
同じようなムーブばかりしていて体や指に辛い。
結局安定して取れるようになったのは昼過ぎくらいで、その頃にはヨレヨレのバテバテ。
2ピン目あたりまで進んだもののそれ以上は余力がなく終了した。
間違いなく去年よりも弱くなってるわ。
コンディションとか言い訳にならないレベル。
〆に燃えドラ
翌日の岩のお誘いが来る中、とりあえずなにか登っておくかと燃えドラ 5.10cに取り付いた。
長いしもう指皮も指力もないしテンテンになりそう、とか思って登ったら意外と登れた。
ポジティブなホールドがあればポジショニングやレストで余力を引っ張り出せるようになったらしい。
最近トラッドや長いルートばかりやっていたからかもしれない。
この点については進化かもしれないけれど、高強度なムーブが続くのが完全にダメになっているのだ。
振り返り
トラッドとか低グレードの長いルートとかに浮気していないで、もっと真面目に高難度高強度なスポートルートに取り組め、と言われた気がした。
あとボルダーもやった方がいい。
いやーしんどいっす。
おしまい